新型コロナウイルス感染症により、今年度は学校運営面での制約を受けている。時間の経過とともに新型コロナウイルス感染症の感染のメカニズムが解明され、ワクチン開発や新薬の開発が急がれているが、依然として収束にはいたっていない。そのため、本校でも予防に努めている状況である。具体的には、校内でのマスク着用や手指消毒、三密を避けるための机の配置や換気の実践など、感染予防策を講じたうえで、「学校教育ならではの学び」を大事にしながら、教育活動を進めることにしている。さて、今年度の行事等については、文科省や県教委、市教委の指針に従い、実施可能な方法を全職員で考えながら実践している。例としては、授業参観は4時間を使い、各クラス4グループに分かれて行った。水泳の授業についても、密状態を避けるため、1クラスずつの実施としたところである。状況によっては、中止の選択をしなければならない行事もでてくるかもしれないが、予防に努め、実施可能な方法を模索しながら進めていきたい考えである。保護者、地域の皆様のご理解とご協力をお願いしたい。
渡里小学校長 渡邊 郷寿